唐沢岳幕岩 報告書

【メンバー】
CL:大滝(4) 森本(神戸学院大4)

【日程】
8月11日~8月14日

8月11日

 小川山で登った後松本経由で七倉へ。天気は良さそうだ。

8月12日 晴 晴 晴
七倉(5:20/6:05)唐沢出合(6:15/8:10)大町の宿BC(8:55/9:25)大凹角取付(9:50/12:15)中央バンド(12:30/13:50)右稜の頭(14:30/16:10)BC

 気合を入れてトンネルに入っていく。そして高瀬ダムからは唐沢へと入っていく。左から幕ルンゼ内は残置ロープもあるが浮石が腐るほどあり閉口する。そして水道まで完備されている大町の宿へ。こんな快適な岩小舎は初めてだ。そして大凹角ルートへ。
 【大凹角ルート4時間】取り付きへは確かな踏み跡はないが遠くから見てもそれとわかる凹角へ向かえばよい。ルートは全体を通してブッシュ・コケ・しみ出しと、あまりⅥのフリーをするほど快適ではない。中央バンドへのスラブはどこででもルートが取れる。上部は右稜山嶺をたどるが、ひょっこり懸垂のポイントに出る。9ピッチ。まあ幕岩の概念を知る上で1発目の入門ルートであろう。そして7回のケンスイで右稜のコルへ。その後明日のために京都ルートを偵察しておく。大洞穴はバカでかく、水曜スペシャル川口浩の世界であった。

8月13日 晴 晴 晴
BC(4:10/4:40)取付き(5:10/12:00)中央バンド(12:30/16:40)終了(17:00/19:20)BC

 【京都ルート:11時間半】取付きまでのスラブは新潮にアブミの架け替えで行く。取付きから見上げる大ハングは威圧的だがボルトの感覚は近い。取付きでは小さなアブがうようよしていてむっちゃかゆい。蚊取り線香必要。1ピッチ目、Oで40分、Mで120分かかってしまった。あとは難しいところもなく一気に中央バンドへ。ここでもスラブはわけわからん。そして上部壁へ。下のハングよりはずっとやさしくボルトの感覚もむっちゃ近い。しかしハンギングビレーしている下には先ほど登ってきた広大なスラブが拡がり、なかなかの高度感。下のスラブまでは100㍍以上あり、敗退は不可。そしてきょう初めて太陽を拝んでブッシュ帯に入り固い握手。下部8ピッチ、上部4ピッチ。私には楽勝であったがMには相当しんどかったようだ。右稜の頭への踏み跡はかすか。要は頭からも見える大ハング上のドスラブに入らないように上から巻いて西壁ルンゼに降り、ルンゼの落ち口10㍍手前の枯れ木よりケンスイ場へ。BCに戻るといきなり立命の亀田さん、甲南OBの田中さんに迎えられる。いや~にぎやか。

8月14日 雨 雨
BC(7:25/9:35)唐沢出合(9:35/10:25)七倉

 雨の振り出す幕岩。S字へ取付いた2人をあとに下山開始。あっという間に七倉へ。風呂で汗を流すがビールを飲めないのが残念。お盆で混む下道を避けて高速を使って小川山へ移動。小川山で乾杯!