槍・穂高岳縦走 行動記録 - ACKU 神戸大学山岳部

【メンバー】
CL・装備:松尾(2)、 SL:上村(4)、食料:山内(1)、北村(3)

【日程】
9月23日~9月26日

文責:松尾(2)

9月23日(日) アプローチ

7時に京都駅から別隊の坂本と一緒に北村の車で出発。途中のSAで晩飯を食べ、ひるがの高原SAでビバークする。山内が抽選登録を忘れていたがケータイで登録し事なきを得る。

9月24日(月) 入山 曇り
7:20上高地~9:50横尾~11:00槍沢~15:00槍ヶ岳山荘

3時起床。4時にひるがのSAを出発する。この時北村が財布をSAのコンビニに置いてきてしまう。5時過ぎに平湯温泉バスターミナルに着いたので休憩。6時20分のバスに乗り50分に上高地着。坂本と別便の松村と別れ7時20分に出発。時たま霧雨が降ったが昼頃から時折晴れ間が見え始めた。上村は久しぶりに登山靴を履いたためか靴擦れや小指の痛みに悩まされる。槍沢あたりから北村のペースが遅くなる。彼曰く上り坂が続くと股関節が痛むということだ。ゆっくりと進み、15時槍ヶ岳山荘到着。上村、北村、山内の3人は長距離歩いただけありかなり疲れていた。すぐにテントを張り(5人用テントなので張るのに苦労した。というか5人用で来ない方がいい。)、米を水につけて、足の痛む北村以外の3人は槍ヶ岳を登りに行く。頂上付近はガスが少なく雲海と周りの稜線がきれいに見えた。北村は足が回復してから登った。ちょうど冬型の気圧配置になっていたらしく、かなり寒かった。翌日は奥穂高付近でみぞれと予報されていた。山頂から降りた後晩飯を作り始めるが、山内が作ってきたペミカンは人参やじゃがいもが輪切りにされてコゲまで入っていた。北村をキレットに連れて行くか迷うが、全員で進むことに決め、就寝。

9月25日(火) 槍・北穂高岳縦走 晴れ後曇り
6:00槍ヶ岳山荘~7:30南岳~9:30長谷川ピーク~11:00北穂高小屋~13:30涸沢

4時起床。山内は風邪が悪化した。この時、山内は風邪薬を夏合宿での使用後補充していなかったため、松尾のを渡した。山内がキレットに行けなくなったので、山内と北村は槍沢方面から横尾に下りそのまま涸沢に向かい、松尾と上村はキレットを進み奥穂高岳登頂後涸沢へ下りて合流することにした。南岳まではコースタイムの約半分の時間で到着。休憩を取って核心の大キレットに向かう。キレットの最初は急なガレ場の下降。鎖が付いているが必要ない。1回上村が尻もちをついた。下降が終わると多少起伏のある岩稜を進む。仙丈~大仙丈ヶ岳間と似ている。この辺りで上村の小指が限界に近づく。長谷川ピークを越えたあたりから鎖付きの難所が現われはじめるが、特に怖い箇所はない。最後はひたすら岩稜をクライミングチックに登る。核心部の飛騨泣きは気づいたら通過していた。上村は足が苦しそうではあったが難所の通過は松尾より上手いくらいだ。北穂高小屋に着くと先着の坂本・松村と合流。上村の小指は水泡で膨れ上がっていた。北穂高~奥穂高岳の行程はカットし、北穂高から涸沢へ下りる。14時に山内・北村と合流。山内は今朝よりマシだが少ししんどいとのこと。晩飯を食べて就寝。

9月26日(水) 下山 快晴
4:00涸沢~5:50奥穂高山荘~6:50奥穂高岳~8:00前穂高岳~11:50岳沢小屋~13:20上高地

2時起床。この日は、松尾・北村は奥穂高岳アタック、北村はその後涸沢へ下山、松尾はそのまま前穂高岳へ向かい、坂本・松村と合流して岳沢から上高地へ下山、上村・山内は北村が帰幕後横尾を通り上高地へ戻る。4時に涸沢を出て、ザイテングラートから奥穂高岳を目指す。途中で登山道を見失い、涸沢岳と北穂高岳の間の沢に出てしまうが、トラバースして再び登山道と合流する。ザイテングラートは鎖と梯子が数か所あるだけで容易である。白出コルでは風が吹き荒れていたので山荘へ避難。休憩した後奥穂高岳へ向かう。奥穂の登りは序盤に梯子や岩登りの技術が必要だがいたって容易。山頂は登山客で溢れている。写真撮影後北村と別れ、前穂高岳に向かう。吊尾根は名前が何となく危険な匂いを発しているがただの登山道であった。ただところどころ雨が降ると危ない箇所があった。前穂高山頂には紀美子平でザックを置いて登る。9時過ぎに坂本・松村と山頂で合流。岳沢の下りは超急であり膝にものすごく悪い。岳沢小屋で二人と別れ上高地へ向かう。途中で猿を見かけた。上高地に到着後、14時過ぎに坂本・松村と合流、15時過ぎに上村・北村・山内と合流し、バスと北村の車で帰神した。