御在所岳前尾根 行動記録 - ACKU 神戸大学山岳部

【メンバー】
CL・装備:間瀬(2)、 SL・食糧:上村(3)

【日程】
11月26日~11月27日

文責:間瀬(2)

11月26日(土) アプローチ 快晴
12:45裏道登山口 14:00藤内壁出合 20:00就寝

朝7:24の電車で阪神御影を出発。2人だけの寂しい出発かと思いきや、御影に上村がいない。まさか遅刻かと思い、メールをすると先頭と最後尾を間違えたらしい。尼崎で無事に合流。近鉄を乗り継いで、御在所ロープウェイの駅で準備し出発。裏道をがんがん行く。藤内小屋で水を汲んで、ウサギの耳を越えると藤内壁の出会いまではすぐ。きれいな標識がたっており、岩壁も見えているので間違えないだろう。ここで間瀬が、出合いを藤内壁に登っていったところにテン場があると勘違いし、前尾根のP7までいってしまう。しかたがないので、一本登ってから戻ることにする。岩がえらく冷たいので、グローブをつけてノーマルルート1P目(Ⅴ−)を空荷で登る。1ピッチ登って懸垂下降でおりる。ここで、懸垂のときにセルフビレイの支点で使っていたカムを上村が残置してしまう。このときには気づかず、翌日に判明。出合いの標識に戻り、その少し上にテントを張る。2人用テントがぎりぎり張れる程度。ラーメンを食べて、するめなど食べながら雑談をして過ごす。四日市の夜景がきれいだった。

11月27日(日) 前尾根登攀〜帰神 晴れときどき曇り
6:30登攀開始 14:00登攀終了 15:15下山開始 17:00下山終了

4:30起床。間瀬は個人マットを省いたせいで寒くてあまり寝られなかった。上村は熟睡できたようだ。暗すぎるので、6:00に出発。予想通り、岩が冷たすぎて素手で登るのは無理。グローブで登ることにする。

P7 ノーマルルート(Ⅴ) トップ間瀬 セカンド上村
1P目(Ⅴ−) 最初はほどほどに難しいクラック。足は小さいがあり、手にガバはない。初心者でもがんばればいけるかも。高度感はないので怖くない。右に巻いて木登りすると終了。
2P目(Ⅴ) 最初、リッジに登るのが難しい。しっかり立ちこめばいける。あとは簡単なトラバース。実質Ⅳ級くらいか?ルートを間違えたのか。

P6 リッジルート(Ⅳ) トップ上村 セカンド間瀬
傾斜がゆるく、ホールドも豊富。終了点間際の傾斜がきつく、短いが初心者は怖いだろう。

P5 ノーマルルート(Ⅲ)
 P5にきたことに気づかずノーザイルで登っていたら終了点があり、P5だったと気づいた。

P4 すべり台(Ⅳ〜Ⅴ) トップ間瀬 セカンド上村 今回の核心
見た感じ難しそうで、暖かくなってきたのでここからは素手で登った。
1P目(Ⅴ) フレーク付きのフィンガークラックの入ったコーナーをレイバックで登っていくと、ホールドのないスラブがあり、登りきると左手に終了点。傾斜が強く、足もスメアリングしかないので、今回で一番怖かった。右側のコーナーにある、きれいなボルトにヌンチャクをかけようとしたときに、右足をスリップするがなんとか止まった。上部のスラブは、クラックもボルトもなく、ノープロテクションでいくしかない。上村は最初の1手目を非常に苦労していた。
2P目(Ⅳ) Ⅳ級にしては難しい方だと思う。カムを1個落としてしまうが、幸い回収できた。クラックがたくさんあり、支点は取り放題。足はいいが、手はあまりよくない。

P3 Aスラブはノーザイル Bスラブはトップ間瀬 Cスラブはトップ上村
1P目Aスラブ(Ⅲ) ノーザイルでいったが、問題なし。
2P目Bスラブの右クラック(Ⅳ+) フットジャムがしっかり決まるので落ちはしないが、手が難しい。ハンドジャムができないと厳しいかもしれない。ロープを踏んづけていたのか、何回踏み替えてもロープが流れず、かなり焦った。
3P目Cスラブ(Ⅲ) 簡単だが、終了点が古いリングボルト2つでかなり怖い。終了点右側の岩角で支点を作られそうだった。

P2 ヤグラ(Ⅳ) トップ間瀬 セカンド上村 登攀終了
傾斜は一番きつい。上部の体がすっぽり入るところで休めるが、足がなく、手もガバではなく、ザックが引っかからないようにマントリングせねばならず、難しい。
登攀を終えて山頂に向かい、行動食を食べ、裏道を下山。テントを回収し、17:04のバスに乗るために必死に走った。阪神がやたら混んでいた。おつかれさまでした。