鈴鹿・神崎川本流 報告書

【メンバー】
CL/装備-山川眞郷(3) SL/近藤昂一郎(4) 岩澤貴士(3) 請川剛史(2) 奥山岳典(1)

【日程】
 6月30日(Sat)~7日1日(Sun)  前夜アプローチ  予備日なし  

【行程】
  30日(Sat)  アプローチ.神戸→寝屋川→近江八幡→東近江(杠葉尾)→林道終点
1日(Sun)  8:45出発  11:00天狗滝上  12:15大瀞上  14:45林道終点着
 

文責・山川(3)

7月 1日(日)  
 

 今回の沢登りは日程の都合(?)で急遽予定が組まれた.目的地は同人誌の表紙に惹かれて選んだ神崎川である(こう書くと多々語弊があるかも).文字通り広大な河原が半分以上を占めるが,その中には両岸迫る淵をも含む.
 今回のアプローチにはレンタカーを用いた.六甲道に夜8時に集合し,部室で共装を回収し出発する.六甲山を越え,北神戸線・中国道・近畿道と繋いで寝屋川へ.請川を拾い,route 1で京都を抜けて滋賀へ.近江八幡で自称・怪しい男の岩澤を回収し,神崎川(route 421)を遡る.午前1時半に林道終点着.
 5時半起床.低く雲が垂れ籠めているが,天気予報を聞く限りでは何とかもちそうだ.入山連絡をしようにも圏外であることに気付き,近藤・岩澤・奥山を残置し国道へ戻る.集落に出てもやはり圏外で,幸い公衆電話があり用を足すことが出来た(永源寺ダムまで来るとO.K.らしい).そして,戻ってみると40人級のオッサン(オバハンもいたか?)の群が林道を塞いでいた.どうやら,搬送訓練を神崎川で行うようだ.仕方ないので,取水堰堤上から入川するのは諦め,林道をもう少し進み,登山道を利用して入川することにした.この登山道は印が付いているもののやや不明瞭である.また,登山道は林道から入ってすぐのところで二手に分岐する.どちらを通っても川に降りられる.我々は左に進んだ.
 降り立った先は広大な河原である.所々川幅が狭まり,淵が現れ始める.両岸が狭まっていることが多く,泳ぎを強いられる.水はまだ冷たいが不快ではない.今回の遡行で滝らしい滝といえる天狗滝5mは,落差こそないが両岸はかなり立っており釜も大きい.水流が束になっているため,水洗沿いの突破は困難と判断.左壁を登り,バンドをトラバースし落ち口へ出るルートを選んだ.傾斜が強い上ホールドが脆くしかも滑りやすいので,ロープを用いることにした.幸いみんなよく登れて,テンション等は無かった.滝上では枝沢が左から流入しており,これを20mも上がるとケルンがあり,登山道が横切っている.エスケープに使える.
 ヒロ沢まではまた幾つか淵がある.ヒロ沢から大瀞までは河原が長い.最後に登場する大瀞を越えるのが今回の目標である.本格的な廊下で,取り敢えず泳ぎ進もうとするが,全員押し戻される.気を取り直し,壁のホールドを掴みながら(蹴りながら)近づく.ゴーグルをして水中に潜ってみると,水線右に嬉しいスタンスを発見.難なく水中から上がる.各々荷揚げやショルダー等の麗しきチームプレー(?)を駆使し,全員が滝上に立つことができた.
 大瀞上で少し休憩し引き返す.請川が少し寒気を訴えていたが,水線沿いを通ることにした.登山道は右岸側を通っているようだ.岩澤と奥山は持参の浮き輪を使い,山川は水流を漂いながら下る.非常に楽しい.
 ヒロ沢からは登山道を利用する.この登山道は白滝谷出合までは右岸を通っており,天狗滝はかなり高く巻く.白滝谷からは再び沢を進み,左岸にある赤テープを目印に林道へ上がる.しかし,この登山道は行きに使ったものとは違った.方向は間違っていないので,取り敢えず進む.登るのがしんどくなってきたころ,右上に林道のガードレールが見えた.結局,行きに使った道から右に分岐した道がこれであった.
         

反省会記録
        

・防水機構が脆弱である.根本的に見直す必要がある.
・破れた装備(冬用下着・靴下等)は使わない方がよい.蛭にたかられる.
・下山道についての検討が甘かった.