神戸大学山岳部 大峰山・下多古川遡行報告書

【メンバー】
 L尾崎(2) 安部(1) 小宮(OB) 木南(OB) 下釜(OB) 木田(OB) 唯井(東北大OB)

【日程】
 2002年6月23日〜24日

【主な行程】
 下多古川遡行〜五番関

文責:尾崎

6月23日(土)曇時々晴
入溪11:30〜ビワ滝12:10〜ビワ滝上12:50〜釜深い8メートル滝14:00〜15:30幕営地

藤本が沢たびをなくしてこれなくなる。10時ごろ木南 OBの車で沢の出会いまで進む。そこで安部、下釜OB、木田OBと合流。五番関はトンネルが洞川まで貫通しているので、そこまで木南OB、下釜OBが車を置きにいく。計画を変更、山上が岳はピストンで済ませることにする。沢たびを履き、ハーネスをつけ、メットをかぶって一時間ほどごろごろして待つ。たまに釣り人が来る。

11時半頃、OB二人が帰ってきたので入溪。曇り空。ときたま陽がさす。先頭は主に小宮OB。40分ほど歩くとビワ滝に遭遇。非常に大きい。小宮OBを先頭に資料どおり右岸のルンゼに入っていって巻く。すべるので怖い。ビワ滝の上に出た時点で12時50分。休憩する。滝の落ち口近くにボルトが打ってあるのを木南OBが発見。登る人は登る。

途中、小さい滝、というか岩をいくつも乗り越える。さっと上がる者もいれば、もがきながらずり落ちてくる者もいる。なんとなく登れそうな中ノ滝も、右岸の林の中を登っていって巻く。14時くらいに釜の深い8メートル滝の前で休憩。ウォータースライダーはやりにくそうだなー、釜深いのにもったいないなー、泳ぎたいなー、誰かやりださんかなー、とか思っていると「泳いじゃう?」と下釜OB。「そうですねェ〜」と答えて、二人で飛び込んで滝の下まで行く。めちゃつめたい。遡行図を流される下釜OBを横目にさっさと脱出。以降、全員が泳いだり、飛び込んだり。安部は泳ぐのが嫌そう。木田OBの唇の色が紫だった。

「関西の谷」に「倒木を橋代わり」と書いてあった滝は、そのまんまだった。ただ、倒木をわたっていく箇所は他にもあった。「3段連爆小滝ゴルジュ」と思われる滝は、そのまま滝の下まで一人ずつ泳いでいって登る。樹冠が開け、光が差し込み、砂が堆積したパラダイスのようなハング滝の下まで来る。登るにはシュノーケルが必要である。

水量の減った流れの中を走る。最後の10メートル滝まで来た。右側から巻くらしいので、小宮 OBに先頭を切って行ってもらう。急な斜面で怖そう。木南OBがもっと右手(下のほう)にルンゼ状のゆるい場所を発見したので、小宮OB以外は皆引き返してそちらから巻く。小宮OBは、自分の後に人が来ていたのなら、ロープを出したほうが良かったと言った。

巻ききってすぐに、「オートキャンプ場みたい」な幕営地が左岸に出現。15時半頃だった。行動を終了し、枝を集めて焚き火をする。ご飯を作り、濡れた体と服を乾かす。食事後、ビールやウィスキー、ベーコンなどで楽しませてもらう。

6月24日(日)曇後雨
起床5:00〜出発7:00〜8:30五番関

2日目。5時ぐらいから三々五々、起き出す。焚き火を起こして焼きそばと紅茶を作る。7時、準備を整えて出発。川原をパチャパチャ歩くとすぐに長尾八丁と思われる尾根に遭遇。ためらいなく登ろうとするが、木南 OBに、沢登りは大きい流れのほうへつめるのが原則、と教えてもらう。でも計画していたので尾根に上がる。資料にはどっちゃでも良いと書いていた。藪らしい藪もなく、程なく縦走路に飛び出す。どうも長尾八丁より、一つ先の尾根を上がってきたらしい。雨も降ってきていたので、山上が岳ピストンは中止。予定を変更してそのまま五番関に行く。

8時半、車のある五番関トンネルに到着。木南 OB、下釜OBがもう一台の車を取りに行っている間、近くのあずまやで待つ。やって来た車二台に分乗して、洞川に向かう。温泉に入って、焼肉を食うためである。