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比良山奥の深谷山行報告書

2001年7月1日    

報告 明石 直子

メンバー L明石5 SL大西3 矢崎OB


7・1 坊村(3:00)登山道との出会い(0:50)金糞峠(1:10)イン谷口バス停

 堅田駅から坊村行きの臨時バスにのる。バスの中で偶然にも北口先生に出会い驚く。(世のなかは狭い。)社会人山岳会のメンバーと白滝谷に行かれるとのこと。道の途中、交通事故があったようで、回り道をするが、坊村まで無事到着する。
 バス待合所の箱に、計画書を入れて置く。しばらく林道を歩くと、左手に「三の滝」と看板のあがっている降りる道がついていた。とりあえず、三の滝を見に行くことにする。三の滝を見て、登れそうなら登ろうと考えていた。が、道は川まで続いておらず、滝の真下にいくことは出来なかった。豪快な滝で、見た目右岸側からのぼれそう。今回は、来た道を引き返すのが面倒なので、断念することに。北口先生に、「きみらもっと下(下流)からはいらんかい」と、言われる。まさに、そのとうりだ、と、思う。自らの失敗に苦い思いをする。
 気を取り直し、林道をさらにすすむ。口の深谷との出会いから、5分も経たないうちに、橋のかかった奥の深谷出会いへ到着。橋の上で準備をする。橋の上から沢に降り、遡行開始。しばらくはなにもなく、石をとびながら歩く。矢崎は登りながら捕まえた、片手サイズのかえるを嬉しそうに見せてくる。そのうち、白滝谷にかかる橋が左手に見える。そして、立派な滝(関西周辺の谷 6mの滝)に出会う。矢崎・大西3は右岸の巻き道をいく。明石5は滝の右側を登る。滝の水圧で窒息しそうになるので、右へ右へとルートをとる。水量が多い。左側はゴルジュが発達している大きな滝(関西周辺の谷 2m4m 3番の滝)が見えてくる。左岸に移るため、明石5は釜を泳ぐ。矢崎・大西3は、釜の出口付近を徒渉する。左岸を巻いて、再び下ると、赤い矢印付きの大きい岩の横に出た。支流に出会い、右へと大きくカーブしている滝(関西周辺の谷4番)がでてくる。滝のすぐ右がわをのぼる。滝の途中で休憩する。時間はちょうど12時。そらはくもが混じっているが、明るい。ここから先は滝がつまっていて、連続して大きな滝が姿をあらわす。苔に適度に覆われた上品なナメ滝に、こころひかれる。登ろうと近くまでいこうとするが、つるつるすべるので、結局はあきらめて、左岸を巻く。廊下に入り、右岸をトラバースする。高さがあるので、下の流れを見ると怖い。残置ハーケンがあった。岩のルンゼが見えてきて、奥に、滝の真下の岩に水が跳ね返り、まさに逆くの字型(日本百名谷より)をした豪快な滝が見える。右岸のまき道を登る。真上へのぼろうとすると、もろい岩を登ることになる。怖いので、途中でトラバースをするすると、踏み跡のある道にでる。傾斜が穏やかになる。岩に張り付いた大群のおたまじゃくしを踏みそうになる。この子たちが全部大人になったら、、、と思うとぞっとした。歩いていると、右上に沢と平行して設けられている登山道を発見する。やがて、木の上から、ジーコジーコと、正体不明の生物の鳴く声が、耳に鳴り響くようになり、登山道との出会いに到着。無事に遡行終了したことを喜び、メンバー全員握手する。

沢沿いの登山道を歩く。草むらの四方八方から聞こえてくる蛙の物悲しい声と、木の上から鳴く生物の声。人間がはいりこんで音を出す余裕はない。圧倒されながら歩く。金糞峠までだらだらと歩く。峠からは、琵琶湖が望めた。前方がひらけ、風が吹き、さわやかな場所である。でっかい犬と若い姉さん。比良山にしょっちゅう来ていると話している夫妻。2人組みの女の子。単独のおじさん。みんなが、峠でくつろいでいた。青がれを下り、5時頃、イン谷口へ到着。ちょうど最終のバスの時刻(5時5分)ごろ着いた。

バスにのる。湖へとつながる、両面水田の広がる道を、バスはくだり走る。

比良駅前ただ一軒のお店「一休」にて、ビールで乾杯。お疲れ様でした。

(沢全体に関する感想)
奥の深谷は雨後だったこともあり、水量が多く、どの滝も見事でした。巻き道が多くあり、巻いてしまうこともできるけれども、へつったり、泳いだり、川に近づけば、楽しみがたくさん見つけられる沢でした。

 


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